2007年12月25日

サンタの日。

純真にて疑う心を知らなかったかつての私は
両親によって巧妙にしかけられたサンタを
小学5年生まで心から信じていたりしたけど、
今の年齢まで引きずっている一見おろかなこの傾向も
自分に与えられた贈り物と思いたい。

メリークリスマス、サンタさん、
カメラが欲しいです。
posted by fukkura3 at 02:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月16日

日常茶飯事。

友達とごはんしたあと、
メトロの駅に向かう。

駅の周辺に消防車と救急車の群れ。
たんかが駅構内に降りて行く。

何事かと思いつつも、
すでに遅い時間、早く帰りたしと駅構内に向かう。

改札を越えるも乗るべき銀座線の電車が中途半端なところで停まっている。
まさにさっき、そこで起きたようだ。
救急隊員や駅員が、中途半端な停まり方としている電車の先頭部に集まっている。

見ちゃいけないと思いつつも、気になる。
幸い遠くからだから見えないものの、
近くに運ばれるたんかや毛布、野次馬の目をさけるためのシートが
逆に生々しさを強調する。

毎日のように電子掲示板にてお知らせされる人身事故。
あまりに日常化したこのお知らせに、
実はいつもこの生々しい現場が伴っているのかと思うと
さすがに二人で沈黙する。

posted by fukkura3 at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月10日

ピピロッティ

日曜日、友達と品川にある原美術館へ行く。その存在すら知らなかったけど、同じ職場の美術系の女の子が教えてくれた。今の職場はなかなかいい確率で、興味のツボがあう女の子と、鳥取出身の女の子がいる。

原美術館は、品川駅から徒歩10分くらいの閑静な住宅街の中にあって、もともとは「原サン」の私邸だったらしい。一瞬、昔病院だったのかと思う、生活とは異次元にあるような外観。エントランスまでの小道に、なぜかピンクの公衆電話が、それ自体がオブジェのように据えられている。それを普通に利用している外国人が、何かパフォーマンスをしているように見える。
今やっているのは、スイスのアーティスト、ピピロッティ・リストの企画展。映像と音でしかけられた遊戯場。不思議の国に迷い込んだアリスのように、ふっと「あちら」へさらわれる。カラフルな色彩。スピード感がゆっくりと浮遊する。生々しくもそらぞらしく、ちょっと壊れていて、スマート。

友達がCDを買っていた。今日、4曲目が壊れてるよ、と渡されて、聴いてみてなるほどと思った。クレジットに「RIST」の名前が連ねられているところを見ると、映像の中で流れる音楽も、彼女が作っているのか。展示されている作品の中で、彼女らしき女性がずっとこちらを見ている映像があった。綺麗な人だ。こういうのを、才能というのだろう。

原美術館で最後に見た映像。軽い感じのドレスを着た、傘の大きさの植物を持った女性が、車が連なって停まる道路の脇を嬉々として歩くスローモーションの映像。その植物は実はハードで、心から楽しそうにその植物を振り上げては、車のガラスに打ちおろす。砕け散ったガラスを見て、嬉々として歩き続け、また振り上げて、割る。心の中に爽快感。なんて金のかかるアートだろう。黒光りする車たちが、次々と同じ運命を辿る。悪戯な心があちこちに覗く。



原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html 
posted by fukkura3 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

映画館

ginrei.jpg

引っ越す前のこと、
上京した折にふと見つけた映画館があった。

常時二本立ての映画館。
ラインナップも気に入っていたので
東京に引っ越してから
年間パスを購入した。


今日、ペドロ・アルモドバルの「ボルベール」を観る。
客席はほぼ満席。
松山にいたときに通っていた単館系の映画館は、
レディースデーでさえお客さんは5人程度だった。
おやすみの日とはいえ、なんだか不思議な気分。


休みの日に自転車を走らせれば、
至る所に列、列、列。
東京は、人で溢れている。


ginrei.2.jpg


飯田橋ギンレイホール
posted by fukkura3 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

音の風景

東京に来て、
イヤホンで音楽を聞くようになった。
倉吉にいるとき、
自然と入って来る辺りの音が
耳に心地よく響き、ふと立ち止まる好奇心を誘い、
出来合いの音楽でフタをしてしまうのはもったいないくらいだった。
今そんな耳を遊ばせる音はあまり入ってこない。
今度はiPodの音楽をイヤホンで聴くようになった。
これはこれでまったく違う音楽体験で、
ニーナ・シモンの歌声が頭に鳴り響いたりする。
ある曲にある時間浸りこむということを
そういえば最近してなかった。
ハプニング的に紡がれる自然の音ではなく、
誰かの思いのたけが込められたような曲。
posted by fukkura3 at 00:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

東京には来たけれど。

落ち着きのないこってして。
東京にやって参りました。
身一つと段ボール二箱のお引っ越しです。

実家では祖母宅の改築に力を注いでおりましたが、
なんせ居心地のよい我が故郷、
今縁側でお茶をすすっていると
腰が曲がる頃にお茶をすすっていられなくなると
重い腰をあげました。

そんな今もタイトルは「パリ日記」。
近いうちには必ず…
posted by fukkura3 at 00:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

秋の夜長の妄想劇。

秋になっていた。
走馬灯のごとくからからと巡るたくさんの「あの頃」も
今年はいつになく軽やかだ。
いつの間にか車のオーディオで始まった自分だけの懐メロアワー。
オープニングを飾るはなぜかどんと


今日は幼い頃からのピアノの先生のお誘いを受けて氷ノ山へ。
氷ノ山へ行く途中、
若桜町の街並へ寄り道。


bentenmanjuya.jpg
途中寄ったおまんじゅうやさん。



bentenmanju.jpg
おやきのよう。
店の構えからしてうまそうだと思ったけど
やっぱりうまかった。




このまちには、
アジトにしたい場所がいくつも。


独り占めしたい木の図書館。
toshokan.jpg


目下に広がる黄金の棚田。
tanada.jpg



ここにも一つ。目的地の響の森
バブル期に計画されたというから
さすがにバブリーな作りの展示。
室内に森、小人の館、自然にちなんだクイズコーナー。
この室内型ミニアミューズメントパークは子どもたちはさぞ喜ぶだろう。
でも維持管理大変そうだ。

ここにビデオ上映用のシアタールームがあった。
四季折々の氷ノ山の映像と、小人のアニメが流れた。
いい空間だった。
客席は60人から70人といったところ、
小さな劇場のおもむきが心地よい。
ここで子ども向けのアニメーションなんかを
親子で観られたらなんと素敵だろう。
もくもくとふっくら企画。
表メニュー 「木を植えた男」
裏メニュー ヤンシュバンクマイエルの「アリス」
いかがでしょう。



先生と道中四方山話。
ゆっくりじっくり話すのは
高校生のとき以来かもしれない。

人生設計を聞かれ、
32歳結婚と答える。
posted by fukkura3 at 23:35| Comment(4) | TrackBack(0) | 鳥取 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

ナメクジの効用。

テレビで五台山の送り火を見ながら、ビールを飲む。
お中元でもらった瓶のキリンビールは、
お酒の弱い父母では消費できない。
父がちょっと飲むのに付き合って、
あとは私が全部飲む。

今日、自宅に帰っていたばあちゃんを病院まで送った後、
送り火の実況中継を見ながらの晩ご飯で、
お盆が終わったなぁと思った。
倒れて以来病院にいるおばあちゃんが
お盆の時分には自宅に帰ってくる。
ここいらの送り盆は15日で、昨日終わっているのだけど、
おばあちゃんもちゃんと送らないことにはなんとなく終わらない。


この、82歳になってもなお、
私よりもお肌が綺麗な老人には、
ちょっとした伝説がある。

なめくじを飲んだらお肌がつやつやになると聞いて、
なめくじを飲んだという。

姉から聞いて、ひえー、まさか、と思い、
おばあちゃん、なめくじ飲んだの?と聞いたら、
うん、と言って、笑っていた。

そういえば、私が中学の頃だったか、
おばあちゃんちに泊まりに行った時、
これを塗るとお肌が綺麗になるから塗りなさい、と
髪のトリートメントを差し出されたことがあった。

美しさに対する執着と、間違った認識が合わさると、
なんと恐ろしいことが起こるものか。

田舎のお譲育ちのおばあちゃんはまったくそれらしく歳を取り、
歳を取るということについて
あらゆる面で反面教師を演じてくれるけども、
月日を感じさせないほどにいつもつやつやのお肌だけは
いつ見ても見事なのだ。
posted by fukkura3 at 22:11| Comment(5) | TrackBack(0) | 鳥取 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月11日

私も飛びたい。

暑い...

今日は迎え盆。
迎え火を焚き、お墓の灯籠を灯します。
灯籠の灯りのあるお墓は
なかなか美しいものです。

先日のこと、
国宝「投入堂」がある三朝町の三徳山で
参道に幻灯がともされるというので見物に。
連れは兄抜き兄家族と母親。

参道には500個の灯籠がずらり。

toro4.jpg




灯籠には地元の小学生が書いた願い事が。


toro2.jpgtoro.jpgtoro3.jpg


らーめんくらいなら叶えてやりたいなぁ。




「三徳山幻想灯り」(三朝町HP)
http://www.town.misasa.tottori.jp/japan/index.html
posted by fukkura3 at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥取 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月29日

India Song

大好きな曲があって、それはキップ・ハンラハンのアルバム「COUP DE TETE」に入っているピアノの曲なのだけど、そのアルバムは2年ほど前に車上荒らしにあって盗まれてしまった。以来、ふとしたときに頭にその曲が流れながらも聞けずにいたのだけど、今日知人が流す音楽の中にそれを見つけた。

キップ・ハンラハンの曲だと思っていたその音楽は、実はマルグリット・デュラスの映画「India Song」の音楽だった。シンプルな旋律の繰り返しの、哀愁漂うピアノ曲。長い間手入れされることない調子の狂ったピアノで弾くとちょうどなような。デュラスの映画だったのか。
姉に話すと、姉の好きな映画らしく、DVDを引っぱり出して来た。傍らで別のことをしながら、観るでもなく流していた。「India Song」とタンゴ調の曲で敷き詰められたその映画は、音楽と言葉の作り出す空気の密度ゆえかどこかピナ・バウシュを彷彿とさせる。



posted by fukkura3 at 08:11| Comment(2) | TrackBack(0) | パリ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。